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遅いと話題の今季F1、最高速は大幅アップ

2014年02月24日(月)18:19 pm

昨年よりタイムが落ちたと話題の2014年F1だが、ストレートでの最高速は大幅に上がっているようだ。

昨年まで2.4リッターのV8自然吸気エンジンを使用していたF1は、今年からV6ターボエンジンを導入。これに、熱エネルギーと運動エネルギーを回生するERS(運動エネルギー回生システム)が組み合わされ、出力は合計で約900馬力になったとされる。また、ダウンフォースが大幅に削減されている。

先週にバーレーンで行われたテストでは、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップタイムを記録。ここでロズベルグが記録したタイムは、昨年のF1バーレーンGP予選で同じくロズベルグが記録したポールタイムよりも、わずか1秒遅いだけだった。

ダウンフォースの削減により、コーナーでのスピードは低くなっている。しかし、逆にストレートでのスピードが上がり、バーレーンテストでフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は時速336kmを記録。昨年のバーレーンGPで記録された最高速は時速314kmだった。

「ストレートでは、信じられないくらい速いよ」

「モンツァでは、(時速)360kmになると思う」とロズベルグは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ語っている。

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