ドイツ検察局から汚職容疑で起訴されているF1最高責任者のバーニー・エクレストンだが、最大10年とも言われる懲役刑を免れるために、巨額の和解金を支払うことで決着をつけるのではないかとのうわさを否定した。
少し前に、エクレストンはドイツのユニークな法律を利用し、巨額の和解金による裁判の終了交渉を行うことができるとの報道がなされていた。だが、エクレストンは『Daily Mail(デイリー・メール)』へ次のように語った。
「私がその手段をとることは絶対にない」
「とにかく、そうはならないよ。我々はこれが始まったときに、何らかの調整をすることができたかもしれない。だが、我々はそうはしないと決めたんだ」
「今はその選択肢はないし、もしそうできたとしても、その方法はとらないだろう。我々は裁判所に出向いて反論を行うよ。隠すことなど何もない」