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シューマッハ、まばたきをした!?　マネジャーと医師「覚醒へ向かっている」

元F1王者のミハエル・シューマッハが、「まばたき」をするとともに「簡単な指示に対して反応」していると海外で次々と報じられている。

昨年12月末のスキー事故以来、昏睡（こんすい）状態のままほぼ1か月を迎えたシューマッハに対し、徐々に覚醒（かくせい）に向けた処置がとられ始めたことが29日（水）に確認されていた。そして、非公式ながら、その最新情報が明らかとなった。

医師団がシューマッハを覚醒させる過程に入ったと最初に報じていたフランスの『L’Equipe（レキップ）』が30日（木）には、治療に当たっているエマニュエル・ゲイ医師が脳神経的反応テストを施した際に、シューマッハがまばたきをしたとの新たなニュースを掲載した。

そして、イギリスの『Sky News（スカイ・ニュース）』は、シューマッハが「簡単な指示に対して反応している」との匿名関係者のコメントを紹介している。

だが、シューマッハのマネジャーであるザビーネ・ケームは、医師団がシューマッハを昏睡状態から覚醒させる手続きに入ったこと公式に認めてはいたものの、ドイツの『DPA通信』に対し、「中間段階に関する情報を提供するつもりはございません」と語った。

そして、29日（水）に、公式発表の前にシューマッハの覚醒に向けた動きを認めていたフランスのグルノーブルの神経外科医であるステファン・シャバルドも、今回の最新情報に関してはコメントをしようとはしなかった。

シャバルドは、ドイツのニュース雑誌である『Focus（フォーカス）』に対し、「医学的守秘性の理由により、私はコメントを行うつもりはないことに留意いただきたい」と語った。