経済通信社『Bloomberg(ブルームバーグ)』は、F1のブレーキがひとりのイタリア人を億万長者にしたと報じている。ブレンボ社製のカーボンブレーキは現在、全11チーム中7チームで使用されるなどF1界を席巻しており、同社のアルベルト・ボンバッセイ会長は莫大な富を築いたようだ。
ボンバッセイは、「ブレンボにとって何事にも代えがたい財産は、1975年にモータースポーツ界に参入したことだ。当時の私たちは、F1に参戦していたフェラーリに対してブレーキの供給を始めた」と述べている。
「これにより、ブレンボは長年に渡って新技術をコース上でテストできるようになった。こうした技術はのちに自動車やバイクに適応されるようになった」