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マクラーレンがブーリエ獲得を発表、レーシング・ディレクターに就任

2014年01月30日(木)10:55 am

これまでうわさされてきたように、ロータスを辞めたばかりのエリック・ブーリエがマクラーレンに移籍した。29日(水)にマクラーレンが、レーシング・ディレクターとして加入したことを発表した。

ヘレスF1合同テストに参加中のマクラーレンは、技術的な問題で走行を見合わせた初日から一夜明けた29日(水)、ジェンソン・バトンのドライビングでMP4-29のシェイクダウンにこぎ着け、トップタイムを記録している。

マクラーレンが出した声明は、昨季までチームを率いたマーティン・ウィットマーシュに言及していない。マクラーレン・グループ会長のロン・デニスがF1チームのトップに戻ったことから、ウィットマーシュはF1プロジェクトから完全に外れたとみるのが妥当だ。

ブーリエの新しい肩書は「レーシング・ディレクター」で、内情を知る者によると、「スポーティング・ディレクター」のポストにあるサム・マイケルの上司となるのが決定的だという。

「エリックは、マクラーレン・レーシング最高責任者(CEO)というまったく新しい役職に就く人物に報告することとなるが、そちらの人選はまだ固まっていない。このCEOは、ロン・デニス直属の部下にあたる」

最高責任者の名がマクラーレンの発表待ちということは、ロス・ブラウンのマクラーレン入りも単なる憶測の域にとどまらなくなる。

デニスは次のようにコメントしている。「今後マクラーレン・レーシングの全員にそれぞれの責任や義務を理解し、各自の専門分野に伴う価値や原則、考え方を踏まえて仕事に専念してもらうのが私の意図するところだ」

「マクラーレン・レーシング上層部の再構築が済んだら、我らは、チームの誇る豊富な人材を活用して迅速にプロの仕事で、トップクラスの競争力に向かって前進を始めるものと固く信じている」というデニスだった。

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