オーストリアにサーキットのレッドブルリンクを所有するレッドブルは、大観衆が集まる2014年F1オーストリアGP開催に必要な申請を地元自治体に提出した。
元A1リンク、その前はエステルライヒリンクと呼ばれた同サーキットは、レッドブルが巨費を投じて大改装したもの。おかげでめでたく来年6月にF1の開催を確保した。
ところが、現時点で地元当局はレース開催時期を問わずサーキットの最大収容人数を4万人に定めているという。
レッドブルとしては倍の8万人を呼び込みたいところだが、オーストリアのテレビ局『ORF』によると、100ページにおよぶ申請書は最近、提出されたばかりだ。
来年のイベントはすでにチケットが売り出されており、予約サイトのサーバーに高負荷がかかるほど注目されている。
「(申請は)五分五分だ。通るかもしれないし、却下されるかもしれない」と、あるスポークスマンは語る。
「もし前向きに検討されれば、決定はクリスマス前に下りるだろう」