ウィリアムズは11日(月)、フェリペ・マッサ(現フェラーリ)と来季の契約を結んだことを発表。併せて現ドライバーのうちバルテリ・ボッタスが来シーズンも続投することが正式に発表された。
マッサは2002年にザウバーからF1デビューを飾り、今年で12シーズン目を迎えている。これまでに11レースで優勝を飾り、表彰台フィニッシュは合計36回という実績を持つ。2006年から今年まで8年間フェラーリでドライバーを務めていたが、9月に今季限りでフェラーリを離脱することが発表されていた。
また、2011年のGP3チャンピオンであるボッタスは、2010年からウィリアムズのテストドライバー、控えドライバーを務めており、今季からウィリアムズのレースドライバーとしてF1デビューを飾っていた。競争力に欠ける今季のウィリアムズにおいて、いまだポイント獲得は果たせていないものの、来季もウィリアムズで2年目のF1シーズンを迎えることになる。
一方、今回の発表により、2011年からウィリアムズに所属していたパストール・マルドナードの今季限りでの離脱が確定。これにより、マルドナードのスポンサーであるPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)とウィリアムズとの関係にも終止符が打たれることになると考えられている。