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レッドブル、シーズン後半に圧倒的強さを見せた要因とは

2013年10月31日(木)11:50 am

レッドブルの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューイは、今シーズン半ばにピレリのタイヤ仕様が変更されたことが、4年連続でのF1タイトル獲得を達成する上で有利に働いたことを認めた。

先週末のF1インドGP(第16戦)で4度目のタイトルを確定させたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。ピレリが昨年仕様であったケブラーベルトによるタイヤ仕様へと戻すきっかけとなったイギリスGP(第8戦)でのタイヤ破裂が発生した時点では、今シーズンすでに3勝をあげていた。だが、第10戦ハンガリーGPからタイヤ仕様が変更されると、夏休みを間にはさんだ第11戦ベルギーGP以降はベッテルが6連勝を果たし、他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せている。

レッドブルは、タイヤの仕様変更に向けて強く働きかけていたが、2012年仕様のタイヤ構造へと変わったことで、レッドブルのパフォーマンスがさらに勢いづけられたことをニューイが認めた。

「2012年仕様のタイヤに戻ったことは、間違いなく我々に味方したよ」

フランスの『L'Equipe(レキップ)』にそう語ったニューイは、次のように続けた。

「我々のクルマは高速コーナーでとてもうまく機能するんだが、2013年のタイヤで一番苦労したのがそこだった。(2013年タイヤは)かなりダメージを受けやすく、我々がほかのチームよりも優位性を持っていたこの部分を生かしきれなかったんだ」

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