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F1デビュー持ち越しも「満足している」とサインツJr.

2013年10月30日(水)11:47 am

カルロス・サインツJr.は、2014年のトロロッソのシートを獲得できなかったが、「とても満足している」と述べている。

アントニオ・フェリックス・ダ・コスタやダニール・クビアトと同じくレッドブル育成ドライバーのサインツJr.は、来季からレッドブルへ移籍するダニエル・リカルド(トロロッソ)の後任ドライバー候補に名前が挙がっていた。

最終的に、トロロッソのシートを手にしたのは、サインツJr.と同じ19歳のクビアトだった。

「(トロロッソのシートを確保する)可能性があったことは知っている」とサインツJr.は『EFE通信』に語った。

「でも、ダ・コスタに決まるだろうと確信していた。結果的にダニール・クビアトになったけどね」

クビアト同様、GP3を2013年の主戦場にしていたサインツJr.は、フォーミュラ・ルノー3.5シリーズにもスポット参戦していた。

「来年もルノー3.5シリーズを走れることができて、とても満足している」とサインツJr.は強調している。

一方で、来季は「数レースでトロロッソのサードドライバーを務める可能性がある」ことを認めている。

「多くのことがかかわっているから、まだ確定したわけではないけど、僕にとっては新たな1歩になると思う」とサインツJr.は語った。

また、ドライバーズ選手権で4連覇を達成したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)を称えた一方で、自分にとっての憧れのドライバーは、同郷のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)であると打ち明けている。

「フェルナンドは、自分がグリッド上でベストドライバーであることを自覚している。みんなも彼がナンバー1だと思っているし、それは紛れもない事実」とサインツJr.は話す。

「でも、F1はドライバーの実力だけではなく、たくさんの要素に左右されるスポーツなんだ。特にクルマにね。常勝チームにいない限り、勝利を手にするのはとても難しい」と付け加えた。

また、「アロンソはフラストレーションを感じるべきではない。なぜなら、すべてのドライバーと世界中のモータースポーツ界から尊敬されているんだから」とサインツJr.は締めくくった。

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