ベッテルが日産でトークショー「ガンバリマス！」
横浜にある日産グローバル本社ギャラリーで9日（水）、ディフェンディング・チャンピオンのセバスチャン・ベッテル（レッドブル）が来場、トークショーを行った。
モータースポーツジャーナリストの川井一仁氏が登場し、ベッテルを紹介。笑顔で登場したベッテルは、用意されたテーブルといすが、川井氏と距離が離れていることが気になったようだ。トークショーが始まっても距離が気になるのか、ベッテルは途中でテーブルといすを移動させて、川井氏のすぐとなりに座った。
F1第14戦韓国GP終了後にすぐ日本へ向かったベッテル。多忙なスケジュールの中、日本滞在を楽しんでいるようだ。渋谷のゲームセンターでカートゲームをやったり、代々木公園を訪れたりしたことを明かしていた。日本食も好きで、鉄板焼きやしゃぶしゃぶ、もちろん寿司も好きだという。
今週末の日本GPで、最年少4連覇を決めるチャンスがあるベッテルは、「鈴鹿サーキットは一番好きなサーキットなんだ。ベストだよ。楽しんでレースするだけだよ」と語った。
会場にきたファンが5スターを描いた紙を掲げているのを川井氏がみつけ、ベッテルに質問。まだ5連勝をしたことがないベッテルは、「彼女は5つの星を書いてくれたよね。今度は僕がそれを達成しなきゃいけないね。ガンバリマス！」と答えていた。
日本のファンに向けてベッテルは「毎年、日本に来るたびに、ファンがあたたかく迎えてくれる。日本も好きだし、鈴鹿サーキットも大好きだよ。ファンは素晴らしいし、情熱的だよね。今週末も、ベストを尽くすよ。日本GPを楽しみにしている」と最後に語った。
トークショーの後は、イギリス『BBC』のインタビューに答え、さらに時間の許す限りサインに応じていた。
ベッテルの4連覇が決まるかもしれない日本GP。いよいよ11日（金）からフリー走行が始まる。鈴鹿を得意とするベッテルが、大好きな鈴鹿で史上最年少4連覇を決めることができるか注目だ。
