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フェラーリ、ウェバーに「タクシー代」を請求

2013年09月30日(月)9:42 am

フェラーリが、F1第13戦シンガポールGPのレース後に起きた「タクシー問題」でユニークな一面をのぞかせた。シンガポールGPのチェッカー後、コース上でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の運転する「タクシー」を捕まえてピットへ戻ったマーク・ウェバー(レッドブル)に対して、高額なタクシー代の請求書を送りつけたのだ。

今回のタクシー乗車により、F1第14戦韓国GP(10月6日決勝)で10グリッド降格のペナルティーを受けるウェバーは、この決定を下したスチュワード陣に怒り心頭の様子だ。

一方で、「運転手」を務めたアロンソは、映画『TAXI NY』のポスターをウェバーとタクシーに乗っているように加工し、ウェバーに「ハリウッド行きの準備はできた?」とツイッターで呼びかけている。

フェラーリもこのユーモアにすかさず便乗。ドイツ紙『Bild(ビルト)』は、フェラーリが冗談でウェバーへ送った請求書を公開している。

この請求書では、セールスマンの「フェルナンド」がウェバーに、「時間外」タクシーサービス代として、破格の27,500ドル(約270万円)を請求している。この金額の中には、2,500ドル(約24万5,000円)のチップもしっかり含まれていた。

しかし、伝説的元F1ドライバーのニキ・ラウダは、ウェバーにペナルティーを科したFIA(国際自動車連盟)の決定を支持している。

「わたしは賛成だ」と『Osterreich(エステルライヒ)』紙に述べた。

「だって規則に反しているじゃないか。あれは超危険な行為だし、警告とともに常に罰せられてきた」とラウダは主張している。

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