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F1ベルギーGP表彰式妨害の活動家、主催者の対応を非難

2013年08月28日(水)12:13 pm

F1ベルギーGP(25日実施)の表彰式を妨害した国際的な環境保護団体グリーンピースの活動家が、危害を加えようとしたとしてレース主催者を非難した。

ドイツ紙『Bild(ビルト)』から「ジュリア・F」とだけ身元を特定された23歳の活動家は、元F1ドライバーのデビッド・クルサードがベルギーGPを制したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に優勝インタビューを行っていた最中に、ロープを使って表彰台へ降りてきた。

「僕たちはいま、少し混乱している。みんながブーイングしたり、歓声が上がったと思ったらまたブーイングしたり。なんでなんだろう」と活動家に対する観客のブーイングを自身に対するものだと勘違いしたベッテルはクルサードに話していた。

クルサードは「いまはその理由について、触れないでおこう」とだけ答え、インタビューをそのまま続けた。

F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)が調査に着手したり、レースの主催者にペナルティーを科したりする可能性を予期する者もいたが、FIAのジャン・トッド会長は今のところ沈黙を貫いている。

しかし、「ジュリア」はレース主催者による手荒なやり方を非難。『Bild(ビルト)』へ次のように述べた。

「彼らは私のロープを切ろうとしたの」

「5メートル下に落ちていたかもしれない。私を逮捕するときなんて、顔にブーツを乗せてきたのよ!」

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