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ステファン・ヨハンソンがデザインの時計が日本進出

2013年07月31日(水)21:14 pm

元F1ドライバーのステファン・ヨハンソン(56歳)が、自らデザインを手がけた時計「ステファン・ヨハンソン・ベクショー」の日本進出を記念して来日。今週末には、ツイインリンクもてぎで行われるスーパーフォーミュラの会場にも姿を見せる。

【写真】「ステファン・ヨハンソン・ベクショー」日本進出記者会見

現在はアメリカを拠点にするヨハンソンだが、1983年にホンダが第2期F1活動開始時にエンジンを供給したスピリットからF1に参戦したほか、F2時代には日本でも活動したことから日本にもファンが多い。F1ではフェラーリなどのトップチームでも活躍しているが、1997年のル・マン24時間で優勝するなど、耐久レースでも輝かしい実績を残している。

ヨハンソンは以前から、デザインした腕時計の販売を世界中で行っていたが、今年4月からは日本でも本格的に販売を開始。また、日本にマネジメント会社も設立し、コーチングなども行っていくという。さらに、スーパーフォーミュラを統括するJRP(日本レースプロモーション)とタイアップする準備も進めている。

JRP社長の白井裕氏は、かつて本田技術研究所で自動車開発を行っているころからヨハンソンと旧知の仲と言うこともあり、JRPの今後の活動を拡大していく上でも、ヨハンソンに期待しているという。ヨハンソンは今回の来日について、次のように語った。

「長年夢見ていた本格的な日本への進出の足がかりができたことを非常に光栄に感じています。日本は昔2年間住んでいたこともあり、非常に親近感のある国で、これから世界のモータースポーツをけん引していく国と思っています。これから日本で活躍するモータースポーツ選手たちの世界進出や、日本での各種レースの協力をしながら、ビジネスを広げていきたいと思います」

記者会見にはヨハンソンと同じくガルフレーシングからWEC(世界耐久選手権)に参戦する井原慶子と、白井社長も出席。白井社長はヨハンソンとの思い出などを披露。井原も、経験豊富なヨハンソンのドライビング能力やセッティング能力、どんな状況でも結果を出す能力が優れているとコメント。ル・マン24時間で、チーム側のミスによりヨハンソンのみ宿泊する部屋がなくても、まるで動じることなくサーキットに帰っていったというエピソードを明かしながら、ヨハンソンの魅力を語っていた。

ヨハンソンの洗練されたエスプリを体現した「MARK ⅧC」が84万円から。ヨハンソンの愛称であり、ロゴのモチーフにもなっている「リトル・リーフ」をアイコンにした「MARK ⅧF」が94万5,000円からなどとなっている。日本では、モトーリモーダ社が正規代理店になる。

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