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ミシュラン、F1復帰の意向を発表か

2013年07月29日(月)2:00 am

ドイツ紙『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が日曜版で伝えたところによると、ミシュランがF1へのタイヤ供給入札に参加する意向を来週半ばに発表するという。

ミシュランが撤退したことで、ブリヂストンとのF1タイヤ戦争が終えんしたが、ミシュランは来季F1へのタイヤ供給入札に参加する意向だと報じられた。

このニュースが事実であれば、ピレリが来季も公式タイヤサプライヤーとなるのか発表が遅れていることの理由としても説明がつく。

その一方でピレリの責任者ポール・ヘンベリーは、2014年の計画がすでに進行していると発言。2014年に関する各チームとピレリとの話し合いはハンガリーでさらに進んでいるようだ。

ピレリは、来季から採用されるV6ターボエンジンの大トルクに対応するため、リアタイヤの幅を広げる必要があると主張。メルセデスAMGはそれに賛成しているが、フェラーリやレッドブルといったチームはタイヤの形状を現状維持するよう断固反対している。

「チームが何を言おうが、これは我々が独自に決定すべき内容だ。チームはこちらにデータを渡すだけでいいんだ」とヘンベリーは言い切る。

大きな変化が待っているようだが、これはミシュラン参入の件が原因かもしれない。

しかし、ミハエル・シュミット記者は、「(ミシュランは)2014年に間に合うのか? 無理に決まっている、今決めても遅すぎる」と、ミシュラン参入の可能性を否定している。

その理由は、2014年のタイヤの詳細な仕様が9月1日までに、各チームへ伝えられることになっているからだ。

もっと現実的なシナリオは、ミシュランが2015年からの参入を発表することだろう。どちらにせよピレリにとって悩みの種であることは間違いない。

「今年中にハッキリさせて欲しい」

「権利保有者やいくつかのチームと我々の契約は、今後5年間にわたるものなんだ。もし来年、他社が2015年シーズンに入札してくるなら、ウチは撤退するよ」と、同紙はヘンベリーの発言を伝えた。

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