シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは予選10番手、フェリペ・マッサは予選12番手だった。
【結果】F1第8戦イギリスGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
■フェルナンド・アロンソ(フリー走行3回目7番手/予選10番手)
「今週末は僕たちにとって困難なものとなっている。クルマのバランスや、操縦性、そしてパフォーマンスといったいろんなものについて、うまく解決することができていないんだ。こんな順位で予選を終えたことはなかったし、今シーズンここまでで最悪の土曜日だと考えていいだろうね。でも、これからすぐに対応して、今年の最初のころのような調子を取り戻せるようにしないとならない」
「もちろん、もっと期待していたよ。このサーキットはほかのチームよりも僕たちのクルマの特性に合っているはずだからね。予選Q3ではタイヤ選択にちょっと迷ったんだ。僕はハードで出ていった。今朝のフリー走行3回目やQ1ではうまく機能していたからね。そして、もしそれがうまく行かなかったらピットに戻ってミディアムに換えようという考えだったんだけど、僕たちはそのまま周回を続けるという判断をした。それでも、ライバルたちはもっと速かったよ」
「明日からまた同じように頑張らないとね。たとえレースで悪戦苦闘することになっても、レースをしている間にいろんなことが変わることがあることも知っている。うまく順位を上げてみせられることを期待しているし、可能な限り多くのポイントを持ち帰りたいと思う」
■フェリペ・マッサ(フリー走行3回目15番手/予選12番手)
「今日はものすごく困難な日だった。期待したようなクルマに仕上がっていなかったし、新品タイヤではまったくグリップしなかったんだ。ほかのクルマに比べて、僕たちは1周をうまくまとめあげることに苦労していたよ」
「昨日はコースオフして時間を失ったし、今朝(フリー走行3回目)はエンジン交換のための中断によって十分な走行ができなかった。そして予選ではQ3進出にコンマ数秒足らなかった」
「もう明日のことを考えないとね。レースは全然別のものだし、燃料満タンの状態や気温が高くなることで、いろんなことが僕たちに有利に変わってくることを期待しているよ。もしクルマにもっと競争力が出てくれば、何度か追い抜きもできるだろうし、いい結果を目指して戦うことができるはずだ」