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レッドブルチーム代表、ウェバーの離脱を知らず

2013年06月29日(土)9:23 am

マーク・ウェバー(レッドブル)が今シーズン限りでのF1引退をイギリスGP(6月30日決勝)の直前に発表したが、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーがその事実を知ったのは発表のわずか1時間前だった。

ホーナーはシルバーストンで報道陣に「1時間前というのは、ちょっと急すぎると思うね」と話し、こう続けた。

「ファクトリーのみんなも、インターネットでこのことを知ってがっかりしたと思うよ」

ホーナーの発言によって、ウェバーのレッドブル離脱そしてポルシェのル・マンチーム加入は「マルチ21」事件をきっかけにウェバーとチームメートのセバスチャン・ベッテルの関係、そしてチームのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコとの関係にひずみが生じたことが大きな原因だとする声はますます大きくなった。

ウェバー本人は「クリスチャンには発表前に知らせたよ。契約上、そうするべきだからね」と、わずか1時間前の通知はホーナーへのあてつけだったと認めるような発言をしている。

しかし、今回の引退劇はミルトン・キーズのファクトリーで働くメンバーをないがしろにしたかったわけではないともウェバーは話している。

「彼らはみんな素晴らしい仕事をしてくれている。ただ、ポルシェが発表を急ぎたがったんだ。ポルシェとの間の話さ」

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