もしもモンツァ・サーキットで行われるF1イタリアGPがカレンダーから消えるようなことになったら、フェラーリはF1から撤退すべきだ、とロンバルディア州のロベルト・マローニ知事は考えている。
これは、F1ボスのバーニー・エクレストンが、「新しいサーキット」にグランプリを譲るために現行の「数戦」をなくす可能性があること、モンツァのような伝統があり熱狂的ファンのいるサーキットも例外ではないとの考えを示したことを受けてのものだ。
マローニ州知事はこう話している。「エクレストンは自分が世界の父親で支配者だと思っているが、周りに聞きもしないでそんなことを決められるはずがない」
「エクレストンがモンツァを切るようなことがあれば、やることはひとつだ。フェラーリがF1グランプリからもF1サーキットからも去るのだ」
ロンバルディア州が直接その判断を下せるかについて、マローニ州知事は「いろいろな解決策を探っている」とも明かしている。