フェラーリ「ここでもタイヤがカギを握る」／F1イギリスGP金曜まとめ
シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは初日10番手、フェリペ・マッサは初日22番手だった。
【結果】F1第8戦イギリスGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■フェルナンド・アロンソ（フリー走行1回目17番手／フリー走行2回目10番手）
「今朝の雨で1回目のセッションを失ったから、午前中に行えなかったすべての作業を、午後のセッションに詰め込まなければならなかった。僕たちの今日のプログラムはいつもと変わらず、通常通りのものだった。タイヤの挙動に関するデータを収集するのはとても重要で、ここでもカギを握る要素になるだろうね」
「シルバーストンでは、このサーキット最大の特徴でもある超高速コーナーのコンビネーションに適した空力パッケージが必要になる。レース戦略は完ぺきでなければならない。決勝レースに向けて正しい選択をするために、日曜日の天気も考慮に入れなければならないだろう。今日のコンディションとはまったく異なる予報になっているからね。気温が上がり、路面は間違いなく今日よりドライになると思う」
■フェリペ・マッサ（フリー走行1回目11番手／フリー走行2回目22番手）
「今日起きたことには本当にがっかりさ。あのアクシデントで貴重な時間を失ってしまったよ。特にここシルバーストンでのタイヤの挙動を理解するための大切な時間をね」
「コーナーの出口で路面の一部がまだかなりぬれていることに気付いたときにはクルマのコントロールを失っていたよ。あのとき、今日のセッションで使用を許可されていたピレリのハードのプロトタイプタイヤはまだ十分に温まっていなくて、あのクラッシュは避けられなかった」
「ラッキーなことに、クルマはフロントが少しダメージを負っただけで済んだから、明日は万全な状態で今日やり残した作業の続きを行えると思う。気温が低くてあまり参考にならなかったとはいえ、ロングランでは、フェルナンド（アロンソ／チームメート）のクルマの調子が良かった。明日は天気も回復するみたいだから、期待できそうだよ」
「僕たちは一丸となって改善するためにベストを尽くすつもりさ。そうすればライバルたちに戦いを挑めるからね」
