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2014年に賭けるケータハム

2013年06月29日(土)12:38 pm

ケータハムとルノーの契約が間近だ。話がまとまれば、同チームのマシンは2014年、ルノーV6ターボエンジンを搭載することになる。

「交渉は最終段階に入った」と語るのは、ケータハムのチーム代表シリル・アビテブールだ。

来季のエンジンサプライヤーの中でもっとも高価といわれるルノーだが、すでにレッドブルとトロロッソの2チームが同社と2014年の契約を結んでいる。ロータスもまた、ルノーのエンジンを使い続けるとみられる。

アビテブールはロシアのF1情報サイト『f1news.ru』にこう話している。「かつて私もルノーに在籍していたからね。全幅の信頼を置いているよ」

「さらに、ケータハムとルノーは共同事業を展開しているんだ。従ってF1もスポーツカーも同じメーカーと取引するのは、大きな意味がある」

「だから私はルノーを大プッシュしているのさ」

アビテブールによると、ケータハム・ルノーの市販車がデビューするのは2016年のことだ。それまでに、もっとF1で結果を出したいところではある。

「時間はあるよ」とアビテブール。「この場合、F1はいいマーケティング・ツールだ」

ただ、チームの株主たちは2016年までの猶予を快く思うだろうか? アビテブールは、「われわれの計画や目標は、よく理解してもらっている」と語った。

しかし、コンストラクターズ選手権11位の現状はチーム設立当初の目標から遠くかけ離れたものだ。

アビテブールは次のようにコメントしている。「問題にはうまく対処するしかない。それが私が株主に見せる誠意というものだ」

「もし、それが不可能なら、私がこのままチームを率いるか否か決めるのは、彼らだよ」

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