NEXT...F1開催スケジュール

ペレス、マクラーレンには「大きな改良が必要」

2013年06月26日(水)12:54 pm

セルジオ・ペレス(マクラーレン)は、チームが来季のクルマの開発に失敗して1シーズン「台無しに」してはいけないと警告した。

ペレスは今シーズンマクラーレンに加入し、競争力に欠けるMP4-28を駆っている。今季のマクラーレンは競争力が低いため、今年の開発を断念し、大幅にルールが変更される来季に向けた開発に集中した方が賢明だとの意見も多い。しかし、マクラーレンは今のところ、今季の開発を継続するとしている。

ペレスは、今年のマクラーレンにどの程度優勝の見込みがあるのかたずねられると、「かなり優勝からはかけ離れている」と答え、次のように加えた。

「僕たちには大きな改良が必要だ。打開策だね」

ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』には、以下のようにコメントした。

「僕たちは今、1周につき1秒遅いんだ」

「みんなより1秒遅ければ優勝はできないよね」

そしてペレスは、現行マシンの開発に見切りをつけ、来季マシンの開発に注力すべきときが近づいているとも示唆した。

「僕たちはこの数カ月ベストを尽くさなきゃいけないけど、ある時点で来季のクルマの開発に集中する必要もある」

「1年を無駄にすることはできないからね」

しかしF1ドライバーとして見たときに、開発の面では、今季のクルマも完全に「失われた」わけではないと認めている。

「僕は幸せだと思うんだ。たくさん学んでいるし、ドライバーとしても成長している」

「たとえ、去年のポイントの半分しか取れなくても、ドライバーとしてはいい形にもっていけている」

一方、ペレスは『EFE通信』に「このチームへ来て、これまでとまったく違うクルマに乗っているけど、チームメートのジェンソン・バトンと比べると、まだ十分とは言えない」と語る。

「だから、新しいマシンを学んで取り組む必要があった。今ではザウバーにいたころと異なったドライビングをしているよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック