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マルシャ、F1カナダGPでフェラーリとエンジン契約発表か

マルシャは、フェラーリと2014年のエンジン契約をF1カナダGP（6月9日決勝）で発表すると見られている。

F1は来年から新しいエンジン規定によってV6ターボエンジンに変わるが、現在マルシャにエンジンを供給しているコスワースが撤退するとみられ、チームはフェラーリとメルセデスのどちらに変更するか検討していた。

「明らかに金額が重要な要素になるだろう」とマルシャのチームCEOアンディ・ウェブは今年になって話していた。「現在のエンジンよりコストが大幅に上がるからだ」

来年エンジンを供給するメーカー3社の中で、最も高額になると見られているのはルノーで、最も安いと見られているのがフェラーリだ。

また、今年からマルシャに加入したジュール・ビアンキはフェラーリの育成ドライバーで、そのつながりが契約に有利に働いたとも見られている。

「フェラーリは（供給する）チームを増やしたがっている」とマルシャのテクニカルディレクターであるパット・シモンズは今月話している。

「どちらにしてもフェラーリはもう1チームほしがっていたと思う。ジュールとのつながりは補助的なものにすぎない」