AJフォイト・レーシングからインディカーに参戦する佐藤琢磨が、第4戦サンパウロを終えて同シリーズで日本人初のランキング首位に立った。次戦は伝統のインディ500(26日決勝)、琢磨はポイントリーダーとして昨年の雪辱を狙う。
第3戦ロングビーチで日本人初の同シリーズ優勝を果たした琢磨は、サンパウロの決勝を12番手からスタート。レースでは徐々に順位を上げていき、レース終盤にはトップに立った。その後、後続ドライバーの猛追をかわしていたものの、最終コーナーでふくらんだところをジェームス・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポーツ)が見逃さず、ヒンチクリフが優勝を果たした。
しかし、2位でレースを終えた琢磨はポイントリーダーに。次戦のインディ500は、F1モナコGP、ル・マン24時間に並んで世界3大レースに数えられる伝統の一戦。昨年は最終周まで優勝を争いながらも、勝利を狙って追い抜きを仕掛けたところでスピンという悔しい思いをしたこのレースで今季2勝目を狙う。
【結果】インディ第4戦サンパウロ、各ドライバーのタイム、タイム差など
【写真】インディ第4戦サンパウロ(全30枚)
【動画】インディ第4戦サンパウロ、琢磨が日本人初のポイントリーダーに