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レッドブル、アロンソではなくライコネンを警戒

2013年04月25日(木)13:09 pm

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが、フェラーリよりロータスのほうが強敵だと話した。

シーズン序盤の4戦を終えて、チーム別のコンストラクターズでもドライバーでも、トップはレッドブルとセバスチャン・ベッテル(レッドブル)で、ロータスとキミ・ライコネン(ロータス)が2位につけている。

しかし、コンストラクターズで3位につけているフェラーリのほうがロータスより強いと見る声も多い。フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はドライバーズランキングで4位だが、これはF1第2戦マレーシアGPで1周目にクラッシュしてリタイア、第4戦バーレーンGPではDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)の不具合で順位を落としたためだとも言える。

ロータスのライコネンがタイトル争いにからんでくると思うかと聞かれたマルコは、『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』にこう話した。「最も手ごわいライバルになるかもしれないということは、ずっと以前から分かっていた」

「現時点では、フェラーリよりロータスのことを恐れている」

1シーズン通してロータスのほうがフェラーリより手ごわいだろうと考えているのかと聞かれると、マルコは次のように答えた。「現時点では、そう見える」

「しかし、まだ4レースしかやっておらず、状況が変わることもあるのは分かっている」

「実のところ、決勝でロータスをあれほど速くしているものが何なのか、われわれには謎なんだ」

複数のチームが、油圧で姿勢を制御するアクティブサスペンションのような機構を使用しているが、ロータスが最も効果的なシステムに仕上げていると言われる。しかし、この点についてマルコはコメントしようとしなかった。

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