マーク・ウェバー(レッドブル)の父親が、ウェバーがこのままレッドブルを辞めたり、F1レースから引退したりすることはないと主張した。
先週末に行われたF1マレーシアGP決勝は、チームメートのセバスチャン・ベッテルがチームからの指示を無視してウェバーを追い抜き、そのまま優勝をさらうという後味の悪い結果に終わった。レース後、指示を無視したベッテルに激怒したウェバーは今後の身の振り方について考えたいというようなことをほのめかしていた。
ウェバーはその後すぐにマレーシアを離れ、休暇をとってサーフィンをしに向かったが、その際、電話の受話器ははずしておくと言い残している。
同じころ、動画配信サイトであるYouTubeには、2人がチェッカーフラッグを受けたあと、怒ったウェバーが高速でベッテルに対して幅寄せを行っている映像が公開されていた。
さらには、ウェバーが表彰式をボイコットしようとしたといううわさもささやかれている。
だが、ウェバーの父親であるアラン・ウェバーは26日(火)に、オーストラリアの『ABC(オーストラリア放送協会)』に対し、「(ウェバーは)次のレースのために中国に行くよ」と語った。