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2014年F1のV6ターボエンジンは馬力減で8速

2013年02月28日(木)14:27 pm

2014年からF1の新エンジンとなるV6エンジンは、現行のエンジンよりさらに馬力がなくなるようだ。ルノーの技術部門を取り仕切るロブ・ホワイトが明かした。

「現行のエンジンは約750馬力ある」と、ホワイトは2013年シーズンを最後にF1では使われなくなるV8エンジンの性能について語った。

「予選では、高機能の部分(ERS/エネルギー回生システム)を使えば(V6ターボエンジンで)この値に近づけるだろう」

「レースでは、燃費によって目標の数値も変わるが、550馬力から600馬力がせいぜいだろう」

来年からは、V6ターボエンジンだけでなく、ギアも7速から8速に変更される。

ファンやプロモーターは1.6リッター・エンジンの音を懸念しているが、ホワイトは「心配は無用だ。新しいエンジンは音も大きく、まさにF1らしい音だよ」と太鼓判を押している。

「ターボのうなりがレースを演出してくれる」

また、F1にエンジンを供給している各メーカーは、来年の2月に始まる予定の開幕前合同テストの数週間前に、V6エンジンのテストができるよう交渉をしているとホワイトは明かした。

メーカー側が2014年以降のエンジン価格のつり上げを検討していることについては、「この先7年間、同じルールでやるのだから、費用対効果のバランスをしっかりとりたいね」とホワイトは語っている。

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