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ビアンキ陣営、フォース・インディアのシート獲得断念を認める

フォース・インディアのシート獲得を狙っていたジュール・ビアンキのマネジャーを務めるニコラ・トッドが、シート獲得断念を宣言。これにより、エイドリアン・スーティルのシート獲得が濃厚になった。

フォース・インディアは、今季のドライバーとしてポール・ディ・レスタの残留を発表しているが、もう1人のドライバーは発表していなかった。残る1つのシートをめぐり、2011年まで同チームに所属していたスーティルと、フェラーリの育成ドライバーでありながら、作戦はフォース・インディアの控えドライバーを務めたビアンキが争っていた。

しかし、27日（水）にはスーティル関係者の話として、スーティルのシート獲得が確実になったとスーティルの母国ドイツや、フォース・インディアの拠点があるイギリスのメディアが報道。28日（木）にも正式発表があるとのことだった。

そしてトッドは27日、『Reuters（ロイター通信）』の取材に対し、「ジュールがポール・ディ・レスタのチームメートになることはない。今日聞かされた」と明かし、シートを獲得することができなかったと認めた。

報じられているとおり、スーティルのフォース・インディア復帰が28日に発表されれば、2013年のF1ドライバーが22名全員決まることになる。