NEXT...F1開催スケジュール

マクラーレンのテクニカルディレクターが交代

2013年02月27日(水)13:32 pm

マクラーレンは、テクニカルディレクターであるパディ・ロウの後任人事を発表した。

ロウは、以前からメルセデスAMGに移籍するといううわさがあったが、情報漏えい等を防ぐための「ガーデニング休暇」にすでに入っているとのスクープが報道された。その直後にマクラーレンは、長年チームでエンジニアを務めてきたティム・ゴスがロウの後任としてテクニカルディレクターに就任したと発表している。

「もう大いなる謎はなくなった」とドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌の記者トビアス・グルーナーは書いた。

「足りないのは、正式な確認だけだ」

グルーナーが言うのは、「ガーデニング休暇」明けにロウがメルセデスAMGに移籍するだろうと見られていることだ。

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュはこう述べている。「彼(ロウ)は、F1の素晴らしいテクニカルディレクターとして成功を収めてきた。われわれは、2014年に新たな挑戦に乗り出す彼の幸運を祈っている」

このウィットマーシュのコメントで、ロウが2014年にメルセデスAMGに移籍するのはほぼ確実として、今度は移籍後に、現チーム代表のロス・ブラウンと交代するのではないかといううわさに拍車がかかっている。

メルセデスAMGの非常勤会長に就任したニキ・ラウダは、「公式には何も言えない」と『Reuters(ロイター通信)』に語った。

「パディ・ロウが来るのかどうか、今は教えられない…。(だが)ロスは今の地位にいるし、今後もその地位にとどまるだろう。すべてうまくいっている」

ロウの「ガーデニング休暇」に関するニュースが伝わる前、25日(月)にブラウンはF1公式サイトのインタビューでこう話していた。「私は、レース運営の面の責任者だ。実際に動かすレベルでチームを運営している」

「それを維持できれば、問題はないだろう」

しかし、英紙『Express(エクスプレス)』は、すでに確信に満ちた調子でこう伝えている。「ブラウンは、自分の地位が脅かされていると感じており、新たな体勢にだらだらとつき合うことはないだろう」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック