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ベッテル、アロンソ、ライコネンは甲乙つけがたいとヒュルケンベルグ

2012年12月28日(金)14:54 pm

2012年のトップ3ドライバーのうち、誰が1番いい仕事をしたか決めるのは難しい。

そう語るのは来季ザウバーへ移籍するニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)だ。ヒュルケンベルグは、今シーズンのF1ドライバーズ選手権でトップ3に入ったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)そしてキミ・ライコネン(ロータス)の3人が同等の称賛に値すると考えており、ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』へ次のように話した。

「アロンソとベッテルは最終戦までタイトルを懸けて戦い、本当に素晴らしかった。甲乙つけがたいよ」

「両者ともクルマからすべてを引き出していた。でも、これはキミにも言える。2年というブランクにもかかわらず、彼は素晴らしい選手権を戦った」

一方で、スペイン人のベテランドライバー、ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)は迷わずひいきのドライバーの名前を挙げた。スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』にレッドブルで3連覇を達成したベッテルが名実ともにナンバー1ドライバーか、と聞かれ際「わからない」と答えている。

「今年で言うと、僕はフェルナンドだと思う。不利なクルマで戦っていたけれど、彼は最も完成されたドライバーだったよ」

「昨年はベッテルが頭ひとつ抜きんでていたと思うし、彼が偉大なドライバーであることを忘れてはならない。最も優れたクルマが無かったとしてもレースの勝ち方を知っているからね」

2013年のルールに大きな変更点は無いが、レッドブルのライバルたちはベッテルに勝てるチャンスがあるとデ・ラ・ロサは考える。

「今シーズン、レッドブルとほかのチームの差が一段と縮まったと思う。特に前半戦において、レッドブルは優勢ではなかった」

「シーズンを通して最も優れたクルマはマクラーレンだったね。選手権のタイトルを取るべきだったのに、クルマの信頼性に裏切られてしまった」とデ・ラ・ロサは2012年シーズンを振り返った。

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