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ペレス、フェラーリのドライバー育成プログラムから外れる

2012年12月25日(火)14:49 pm

来季マクラーレンへ移籍することが決まっているセルジオ・ペレス(現ザウバー)が、フェラーリのドライバー育成プログラムのメンバーから外れたことをフェラーリが明かした。

2009年にフェリペ・マッサ(フェラーリ)が負傷欠場した際、フェラーリには代役を務められる若手ドライバーがいなかった。これを受けてフェラーリは、若手ドライバーを育成するプログラムFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)を設立し、GP2やフォーミュラ・ルノー3.5といったF1直下のカテゴリーに参戦するドライバーのほか、F3などの下位カテゴリーやカートのドライバーも育成している。

今年フォース・インディアの控えドライバーとしてフリー走行に出走していたジュール・ビアンキがFDAに所属。ビアンキは今年、フォース・インディアの控えドライバーを務めつつ、フォーミュラ・ルノー3.5に参戦してランキング2位になっている。

FDA責任者ルカ・バルディセッリは、ビアンキに2013年のF1で確固たる地位を見つけることが「われわれのプロジェクトの根底にあるものだ」と語っており、うわさされるフォース・インディアのレギュラードライバー昇格という可能性が残されていることを示唆した。

その一方、同じくFDAメンバーだったペレスについては、マクラーレンと契約した時点で、すでにメンバーから外れていたことをフェラーリは明かした。また、イタリアF3で3勝、15回の表彰台、2回のポールポジションを獲得してランキング3位になったブランドン・マイサノは、シーズン開幕時に設定された目標を達成できなかったため、メンバーから外れることとなった。

ビアンキのほか、2010年に11歳の若さでFDA入りしたランス・ストールと、今季F3ユーロシリーズで選手権2位になったラファエレ・マルチェロは引き続きメンバーに。そして2013年には、イタリア出身の16歳、アントニオ・フォコが新メンバーとして加わる。

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