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フェラーリ会長、再びF1ボスに引退を促す

2012年12月22日(土)18:25 pm

F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、以前よりF1の商業権の売却をめぐる汚職事件に関与していたと考えられており、ドイツの捜査当局から疑いの目が向けられている。そして、もし仮にドイツの検察に起訴された場合は、エクレストンは(現職を)辞めるべきだ。このように指摘しているのはフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロだ。

モンテゼモーロは最近、エクレストンはF1の責任者であるには高齢過ぎると批判していた。

「モンテゼモーロがその地に収まるのか?」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト )』のミハエル・シュミット記者は疑問を呈している。

だが、モンテゼモーロがエクレストンの地位を欲しているか否かは別として、モンテゼモーロはエクレストンの時代はもう終わるべきだと考えていることを認めた。

モンテゼモーロは、元銀行家のゲルハルト・グリブコウスキー容疑者が関連した賄賂(わいろ)の一件で、エクレストンが正式に起訴される可能性があることを引き合いに出し、「バーニーとF1に何も起こらないことを願っている」と『Independent(インデペンデント)』に心中を述べている。

「もしバーニーが令状のもとで訴えられたら、彼がF1から身を引くべき最初の人物になると思う。F1にとってよからぬ事態かもしれないからね」

エクレストンが長年にわたってF1を支配していることについて、モンテゼモーロは次のような見解を示した。

「独壇場の時代は続かないものだ。ある人物が重大なことをしでかしたことによって、われわれはゆっくりと(エクレストンの)時代の終わりに近づいている」

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