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バルセロナの交互開催否定に驚くバレンシア

2012年12月21日(金)13:09 pm

バルセロナのF1レース主催者が、バレンシアとのF1スペインGP交互開催を否定したというニュースが流れたことで、バレンシア側が驚きの声を上げている。

今シーズンまで、スペインではバルセロナでのスペインGP、そしてバレンシアでのヨーロッパGPの2レースが行われていたが、2013年のスケジュールからはヨーロッパGPが消えている。そして、これに関してはこれまで毎年スペインGPを開催していたバルセロナが、バレンシアとスペインGPを隔年で交互開催することに同意したとものだと思われていた。

しかし、バルセロナGPを開催するカタルーニャ・サーキットの責任者であるビンセンテ・アギレラは19日(水)、次のように述べた。

「われわれは交互開催を望んでいない。バレンシアの考えはわからない。エクレストン(バーニー・エクレストン/F1最高責任者)との合意があるらしいが、それはわれわれにはあずかり知らぬことだ」

この発言はバレンシア側を驚かせることになった。

バレンシアの政府関係者は『Marca(マルカ)』へ次のように述べている。

「交互開催については、(バレンシアとバルセロナの)両首相によって合意されていた」

「現在のカタルーニャ政府の再編に伴って何か変化があったのかもしれないが、われわれにはわからない」

「われわれとしては、交互開催という形でバレンシアでのF1を継続しようと努めてきた。それによって売り上げを伸ばし、コストを下げ、われわれにとってグランプリ開催の合理性をもたらそうとしたものだったことをわかってほしい」とその政府関係者は続けた。

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