F1マレーシアGPの最高責任者であるラズラン・ラザリは、2015年がセパン・サーキット(マレーシアGP開催地)で行われる最後のF1レースになる可能性を認めた。
ラザリは『iSportconnect』に対し、現行の契約が延長されるか否かを考えるのは「時期尚早である」と述べている。
「グランプリを成功させ、2015年以降も継続することを踏まえてF1に多額の開催費を支払うためには、FOM(フォーミュラ・ ワン・マネジメント/F1の運営会社)がサーキット側に協力すべきだと思う。大勢の観客に足を運んでもらうために、私どもができる限りのことを行えるよう働きかけるなどしてほしい」
ラザリはまた、レースの開始時刻も問題であると指摘した。
「つまり、2015年以降もレースが継続される場合、まだ話し合いは始まっていないが、いくつかの重要な点の変更を求めたい。そこにはレース開始時間も含まれている」
ラザリは、マレーシアで下火になりつつあるF1人気の打開策として、かねてよりナイトレースに切り替えるべきだと主張してきた。