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小林可夢偉、F1活動資金の募金サイト「KAMUI SUPPORT」をオープン

2012年11月22日(木)20:00 pm

小林可夢偉(ザウバー)が、2013年のF1残留に向け、ファンからの支援を募る募金サイト「KAMUI SUPPORT」をオープンした。

現在ザウバーに所属する可夢偉だが、同チームはすでにニコ・ヒュルケンベルグ(現フォース・インディア)と来季契約を結んだと発表。もう1人のドライバーは、同チームのスポンサーであるテルメックスが支援する現控えドライバー、エステバン・グティエレスが有力候補だとされ、F1の下位カテゴリーであるフォーミュラ・ルノー3.5王者のロビン・フラインスなどの名も挙がっている。

可夢偉は、スポンサーを持ち込まない限りF1残留が難しいとみられており、可夢偉本人もスポンサー探しを行っていると認めていた。また、先日には近日中にスポンサーが決まりそうだとのコメントも残している。しかし、可夢偉は22日(木)、公式ウェブサイトで募金サイトのオープンを発表した。

可夢偉の公式ウェブサイトには、「この度小林可夢偉はF1フル参戦4シーズン目となる2013年に向けて皆様からのサポートをお願いしたくKAMUI SUPPORT募金サイトをオープンいたしました。 少しでも皆様のご協力を得られたらと考えております。なにとぞよろしくお願いいたします」と書かれている。

また、募金サイトには「持参金の有無がシートの獲得に大きな影響を与えております」と可夢偉のマネジメント会社からのメッセージも掲載された。

このメッセージによると、可夢偉は「プロフェッショナルレーシングドライバーとはその技量を買われる仕事」と考えていたものの、F1を取り巻く経済情勢により、「ドライビング能力だけでなく資金力もドライバーに求められる状況に直面」することになった。

また、「小林は必ずF1で勝ちます。そのチャンスが見えているからこそ、その道を進むためのお力添えをいただけたらと思います」との一文もそえられている。

メッセージは、「ただ、チームの情勢などにより2013年のレースシートを確約できるものではございません。それをご承知の上でご協力いただけたらと思います。温かいご支援とご声援をよろしくお願いいたします」と締めくくられた。

募金は一口1万円以上から。募金したファンには、「KAMUI SUPPORT」リストバンドが送られるという。

「KAMUI SUPPORT」募金サイトはこちらから。

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