ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)最後のF1レースとなる今季最終戦のブラジルGP(11月25日決勝)の決勝後、自身がレースを戦った「シルバーアロー(メルセデス車のニックネーム)」をコレクションに追加する。
『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』紙によると、ルイス・ハミルトン(現マクラーレン)にシートを明け渡して引退するシューマッハへの引退祝いとして、メルセデスAMGは今季使用したマシンW03をシューマッハに贈る。
『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』紙によると、このマシンは約100万ユーロ(約1億円)の価値があるという。
どのマシンをプライベートコレクションに加えたいかと尋ねられると、シューマッハは「それはもちろん、モナコで乗ったマシンさ」と答えた。
シューマッハは今年、モナコGP予選でトップのタイムを出しているが、ペナルティーのためにレースは1番グリッドからスタートできなかった。
思い出のあるマシンとはいえ、今年のマシンはシューマッハの輝かしいコレクションに加えるには少し醜すぎはしないだろうか?
それはシューマッハ自身も「ノーズの段差があるから、ルックスはちょっと慣れが必要だね」と認めている。