セルジオ・ペレス(ザウバー)は、来季のチームメートとなるジェンソン・バトン(マクラーレン)を第16戦F1韓国GPで危うくリタイアに追い込みそうになったことを謝罪していた。
バトンは『Mirror(ミラー)』で「ああ、セルジオはすまないって言っていたよ。特にチームに対してね」とその事実を認めている。
現在ザウバーで活躍しているペレスは、2013年からルイス・ハミルトンに代わってマクラーレンへ移籍する。
しかし、ペレスとバトンの関係は韓国GPでの最悪のスタートで破たんしかけないところだった。ペレスはスタート後、かろうじてバトンとの接触は避けられたが、その後バトンから非難を浴びていた。
「セルジオと話したんだ。彼の動きはギリギリだったと思う」とバトンは明かしている。
バトンは韓国GP以降、ペレスを含む若手ドライバーたちの一部はレースでもっと注意を払うべきだと特に批判的になっていた。
「確かに彼もそうだけど、それほどまででもない」
「セルジオにとっては素晴らしいチャンスだし、彼はチームにとっても興奮するような才能の持ち主だと思っているよ」とバトンはペレスに寛容な姿勢を見せている。