メルセデスAMGのチーム代表であるロス・ブラウンが、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が今後のことを決定するにはあと2、3カ月が必要かもしれないと語っている。
来季からメルセデスAMGにルイス・ハミルトン(現マクラーレン)が加入し、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)とともに新たなラインアップを構成することが発表されたが、これによりシューマッハは来季メルセデスAMGのシートを失うことが決定している。だが、かつて7度F1チャンピオンに輝いた実績を持つシューマッハには、ザウバーへの移籍やメルセデスAMGでチームのマネジメントに従事することになるのではないかとのうわさもささやかれている。
これに関し、ブラウンは『Reuters Television(ロイター・テレビ)』に次のように語っている。
「ミハエルは、これから何をするのかを決めるのに、今後2、3カ月かけて熟慮する時間を持つことになると思うよ」
ブラウンはまた、シューマッハがメルセデスAMGに違う形で残ってくれることは歓迎だとし、次のように続けた。
「チーム内にも、(親会社の)メルセデス内にも、ミハエルに残って携わってもらえるなんらかのポジションはあるよ。それにミハエルは高性能なクルマを開発することや、その類(たぐい)のことにかなり興味を持っているしね」