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小林可夢偉「日本のファンは最高」

ザウバーの小林可夢偉が、鈴鹿サーキットで行われる日本GP（10月7日決勝）に向けて意気込みを語った。

小林可夢偉
「僕にとって母国グランプリとなる鈴鹿をとても楽しみにしています。僕たちのクルマの速さがいきるサーキットですし、日本GPに合わせてC31（ザウバーの2012年型車）へ新しいパーツも搭載されます。日本のみなさんの前で良い結果を出せる自信があります。昨年は7番手スタートでしたが、スタートで失敗して結局13位という結果に終わってしまい、残念でした」

「日本のファンの皆さんは最高で、素晴らしい雰囲気を作ってくれるので、本当に支えになります。そして、皆さんが応援するのは、僕だけではありません。生粋のF1ファンなんです。そこがまた誇らしいですね。天気に関係なく、あんなに朝早くから夜遅くまでサーキットにファンが詰めかけるのは世界中どこを探しても日本だけです」

「サーキットに関しても、鈴鹿は非常に特別な場所です。きっと他のドライバーたちもそう思っているはずです。ドライバーの腕が試され、運転しがいのあるコースで、1周を完ぺきにまとめるのがかなり難しいです。たいていのサーキットは、20周から30周も走れば、そこの特徴をつかむことができます。その前に飽きてしまうドライバーもいますけどね。でも、鈴鹿の場合は何百周と走っても、新しい発見があるし、まだまだ改善できるんです」