28日(木)OAKレーシングが走らせるスポーツプロトタイプカーを駆って10月にアジア圏内で開催されるFIA世界耐久選手権シリーズ(WEC)に出場することを明かした佐藤琢磨が、コメントを発表した。
佐藤琢磨
「OAKレーシングとレースに参戦できることをとても楽しみにするとともに、闘志を燃やしています。僕はこれまでシングルシーターのレースだけに出場しており、LMP1のフィーリングはそれとは異なったものですが、その第一印象はとてもよく、この新しい経験にスリルを覚えています」
「日本でもレースに出場していたセブ(・フィリップ)のことはよく知っています。彼と再び一緒にレースができることをうれしく思うと同時に、チームとの信頼関係を築くうえでも大切な役割を果たしてくれています」
「木曜日はOAK-HPD LMP1をシェイクダウンしただけでしたが、すべて計画どおりに運びました。新しいエンジンを搭載するとともに、評価のために空力パッケージをアップデートしており、金曜日と10月10日に富士で行われるテストではたくさんの作業を行う予定です。レースまでに学ばなければいけないことがたくさん残されていますが、日本の熱心なファンが待つレースに参戦する週末がやってくることを楽しみにしています。チームにもたくさんの声援が送られるはずなので、日本の皆さんの前で再びレースができることを待ちきれない思いでいます」
(OAKレーシングのプレスリリースより抜粋)