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フェラーリ、2014年のV6エンジンを試験台でテスト

2012年08月29日(水)14:36 pm

フェラーリが、すでにV6エンジンを実機でテストしていることを認めた。

2年後の2014年からF1のエンジン規定が大きく変わるのに合わせて、2014年もエンジンを供給すると見られているエンジンメーカーのフェラーリ、ルノー、メルセデスの3社は、新しいV6ターボエンジンの開発を進めている。

最近、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、各メーカーが試作エンジンによるテストではなく、2014年用エンジン開発の「第2段階」に入っていると伝えた。

ルノーのF1エンジン部門ルノー・スポールF1の副マネジングディレクターであるロブ・ホワイトは、「すでにV6を1基動かしており、プログラムはだいたいにおいて計画通り進んでいる」と述べていた。

今回、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、フェラーリのエンジン責任者ルカ・マルモリーニが、1.6リッターエンジンを1基、本拠地マラネロの試験台上で動かしていると話したことを伝えた。

マルモリーニによると、エンジンメーカー各社は異例の忙しさだという。今シーズンのエンジンに関する作業のかたわら、最後のV8エンジンとなる2013年仕様の準備と、2014年のV6の開発を同時に行わなければならないからだ。

「われわれのV6を、動力計にかけたところだ。われわれ自身も供給先も、多くのことを学んでいる」

「2014年はずっと先のように見えるが、一からエンジンを造るのは長い道のりだ。思う以上に期限は近い」とマルモリーニは語った。

メルセデスも同様にV6エンジンのテストを開始しているとみられる。

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