トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュは、ハンガロリンクで行われたハンガリーGP決勝を16番手からスタートし、16位になった。
ジャン・エリック・ベルニュ
「スタートがとてもうまくいって、ザウバーの2台とフォース・インディアの1台を追い抜くことができた。でも、その時にターン1で外に膨らんでしまい、気がつけばケーターハムの2台の後ろまで順位を落としてしまった。今度はこの2台をまた抜き返して、小林(可夢偉/ザウバー)そしてダニエル(リチャルド/チームメート)の後ろについた。ダニエルは新品のタイヤで走っていて、古いソフト側のタイヤを履いていた僕よりもペースがよかった」
「ピットストップで新品のタイヤに交換してコース上へ戻ったら、小林の後ろだった。それから次のタイヤ交換のためのピットストップまで、ずっと彼の後ろで走っていた。ダニエルはその間にどんどん前でリードを広げていたし、僕ももっと速いペースで走れたから、小林の後ろに抑えられてしまったのは残念だったね」
「レースの終盤になると、ペースが落ちてきてしまった。それにサイドポッド内のゴミがオーバーヒートを引き起こしていたから、最後に予期していなかった4回目のピットストップを行わなければならなかった。あれさえなければ、ダニエルのすぐ後か、ひょっとしたら前でゴールできていたかもしれなかったのにな。もう夏休みだねって? いやいや、僕はこのままレースを続けていたいよ」