ニュルブルクリンクの代表ヨルグ・リンドナーは、破産手続きが始まった同サーキットをF1の最高権威であるバーニー・エクレストンが買収するという話は「あり得る」と認めた。
ドイツ紙『Die Rheinpfaiz(ディー・ラインプファルツ)』は、ニュルブルクリンクが破産手続きに入り、エクレストンが買収を検討していると26日(木)に報じていた。
また、エクレストンも『Bild(ビルト)』に、「ニュルブルクリンクの関係者と会いたいんだ。援助できるかどうか検討したいから」と話している。
エクレストンが買収に興味を示している事について『SID通信』に尋ねられるとリンドナーは、「私はバーニー・エクレストンの金銭的な関心について断言できる立場にはないが」と断りながらも、「何でもあり得る」と答えている。
リンドナーは同時に、マネジメント・バイアウト(経営陣による買い取り)も検討しており、2013年のレース開催は「極めて現実的」であるとしている。
しかし、「この4~6週間」のうちに今後の方向性をはっきりさせなければならないともリンドナーは語り、「2013年のマーケティングもそろそろ開始しなくてはいけない」と加えた。