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フランク・ウィリアムズ、チームの指揮官に復帰

2012年06月29日(金)7:45 am

ウィリアムズのオーナー、フランク・ウィリアムズがまた現場の第一線に戻り、チームの陣頭指揮をとることになると明かした。

ウィリアムズの大株主であり、チーム代表としての立場は変わらないものの、ウィリアムズ代表は2010年にいったんチーム会長の職をアダム・パーに委譲し、チームの実質的な運営から退くとともに取締役会からも退いていた。

ウィリアムズ代表は、アダム・パーに絶大なる信頼を置いていることを公言していたが、そのパーは今シーズン早々に突然会長職を辞任し、F1関係者を驚かせた。

ウィリアムズ代表は27日(水)、再びチームの陣頭指揮を執るとして、次のようにF1公式ウェブサイトへ語っている。

「そう、アダム・パーは非常に貢献してくれたが、われわれが一緒にやりたかったことを成し遂げられなかったことはとても悲しいことだと言わざるを得ない」

「だから、彼が去ったということは、また私がその位置に戻るしかなくなったということだ」

昨年は、ウィリアムズのこれまでの歴史において最も苦しんだ年であったことは間違いない。だが、今年はパストール・マルドナードがスペインGPでポール・トゥー・ウィンを飾り、再び勝てるチームに返り咲いている。

ウィリアムズ代表は、さらに次のように続けた。

「アダム・パーは、チームとともにいた期間はあまりにも短かったものの、重要な役割を立派に務めてくれた」

「彼が去ったことはとても悲しく思っている。彼は非常に賢く、例えばマイク・コフラン(テクニカルディレクター)や、そのほかにもエンジニアリング担当の何人か、そうしたカギとなる人物を2、3人招き入れてくれ、チームに大きな変化を与えてくれた。われわれにはそのことがよく分かっている」

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