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小規模チームがエンジン価格の高騰を懸念

2012年05月31日(木)17:14 pm

エンジンメーカーからエンジンを購入するいわゆるカスタマーエンジンを使用しているチームが、エンジン代の高騰を危惧(きぐ)している。

ドイツ紙『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、フォース・インディアやザウバーのようなチームは現在エンジンとKERS(運動エネルギー回生システム)のパッケージに約1000万ユーロ(約9億8000万円)を支払っているという。

レギュレーションの変更で、2014年シーズンに現行の2.4リッターV8自然吸気エンジンから、1.6リッターV6ターボエンジンに移行すると、この値段が一気に約1,800万ユーロ(約17億5000万円)まで跳ね上がるといわれている。

「明らかに高すぎです」とザウバーチームのCEOを務めるモニシャ・カルテンボーンは語っている。

同紙は、ウイリアムズ、ケーターハム、トロ・ロッソ、HRT、マルシャがそろって、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)に2014年のエンジンパッケージにコスト上限を設けるように要請した。

カルテンボーンは「10年程前のエンジンがもっと高かった頃を思うと、あの時代に戻らないようにしなくてはいけないと思います」と付け加えた。

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