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F1メキシコGP、2013年に復活との報道

F1メキシコGPが2013年に復活する。スペインのスポーツ紙『Marca（マルカ）』が報じた。

『Marca（マルカ）』の記事によると、レースの舞台は1992年に最後のメキシコGPとなっているレースを開催したサーキット、メキシコの首都メキシコシティにあるエルマノス・ロドリゲス・サーキットとなるようだ。

なおメキシコGPの後援者としては、メキシコ人ドライバーであるセルジオ・ペレス（ザウバー）を支援する通信会社テルメックス、保険会社インテルプロテクシオン、世界的テキーラメーカーのテキーラ・クエルボ、そしてメキシコ観光局の名前が挙げられるという。

『Marca（マルカ）』の記者ホセ・マリア・ルビオは次のように述べている。「彼らは、バレンシア（ヨーロッパGP）の代わりとなるメキシコGP開催支援にかなり乗り気だ」

なお報道によれば、大統領や関係団体もF1開催を承認しているようだ。ちなみにF1最高権威バーニー・エクレストンとの間に結ばれた契約では、グランプリ開催はとりあえず5年ということだ。

「メキシコ大統領選挙（7月1日）終了後、出来るだけ早くサーキットの改修に取り掛かる必要がある」

「来年半ばに開催されるレースへと向けて、全てが適切に準備されなくてはならない」とルビオは語った。

なおメキシコGPが最後に開催された1992年の優勝者はナイジェル・マンセル（ウィリアムズ）であり、通算154回の表彰台獲得という記録を達成したミハエル・シューマッハ（当時ベネトン）が初の表彰台を獲得したのもこのレースであった。