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ロータスはカナダGPでも優勝候補とハイメ・アルグエルスアリ

2012年05月29日(火)9:51 am

今回のモナコGP(5月27日決勝)でもロータスはレース前に優勝候補として挙げられていたが、その高い期待に応えることができないまま、またひとつのレースが過ぎ去った。

しかし、ロータスはごく近い将来に優勝を勝ち取るため、現在の姿勢をキープし続けるだろうとハイメ・アルグエルスアリは考えているようだ。

「僕は今でも、技術面、空力面の両方で彼らのクルマが、一番競争力が高いんじゃないかって信じているんだ」と昨年までトロ・ロッソのレースドライバーを務めていたアグルエルスアリは見解を示している。

アルグエルスアリは『AS』に「彼らの持っている加速性能はすごいし、リアタイヤの消耗がとても少ない。ここ(モナコGP)で彼らがクルマから最大限の性能を引き出すことができなかったのは不運だったね。でも、カナダGP(6月11日決勝)では彼らが再び優勝候補のひとつに挙げられると思うよ」と語り、ロータスの活躍を予想していた。

その一方で、ガレージの舞台裏では未だに混乱が続いている。

6戦が終了した現時点で6人の勝者が誕生するという、史上まれにみるほどの大混戦模様を呈している2012年のF1。そんな中、マーク・ウェバー(レッドブル)がモナコGPで今季初勝利を挙げたことにより、レッドブルがこれまでの2012年シーズンで初めて2勝目を記録したチームとなった。

だが、レッドブルのチームマネジャーであるジョナサン・ホイートリーは“宝くじ”という言葉を用いて、今シーズンのレースがいかに勝つか負けるかの両極端であるかを説明した。

「木曜(24日)の時点では、9位か10位がわれわれの限界点だと思っていた」というホイートリーのコメントを『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』は掲載している。そして「ロメ・グロジャンのロータスは他の連中よりも1秒くらい速いように見えていたんだ」と続けている。

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