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小林可夢偉、フェリペ・マッサの後任候補に浮上

2012年05月16日(水)17:12 pm

期待された成績を残せていないことで、チーム内からも不満が出始めたフェリペ・マッサ(フェラーリ)の後任候補として、小林可夢偉(ザウバー)の名前も挙がっている。

マッサが最後に優勝したのは2008年の最終戦ブラジルGP、最後の表彰台は2010年の韓国GPになっており、いまだ不振から抜け出せていない。また、今年はフェラーリの2012年型車F2012の競争力が低いことから、これまで以上の成績不振に陥った。

さらに、チームメートのフェルナンド・アロンソが天候変化も味方につけて第2戦マレーシアGPで優勝したほか、現在はランキングトップのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)と同ポイントに並んでいるため、マッサの不振ぶりがより目立ってしまっている。

このため、マッサは今年限りで放出されるとみられ、後任ドライバーとしてさまざまな名が浮上。今年でレッドブルとの契約が切れるマーク・ウェバーや、フェラーリの育成ドライバーであるセルジオ・ペレス(ザウバー)が有力候補だとみられるが、一部メディアでは可夢偉も候補者として報じられた。

マッサの母国ブラジルの『Globo(グローボ)』紙も、ペレスやウェバーとともに、可夢偉の名も候補者として伝えている。可夢偉のほかにも、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグやポール・ディ・レスタが候補だと報じられた。

また、今年のF1でシートを見つけられなかったジェローム・ダンブロシオやエイドリアン・スーティルも候補だとされ、この2人はすぐにでもチームに合流できることが有利な点だと伝えられている。

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