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ジェローム・ダンブロシオ、2012年中にフリー走行出走か

2012年05月02日(水)19:46 pm

ロータスの控えドライバーであるジェローム・ダンブロシオが、2012年シーズン中のどこかで、グランプリ週末の1日目である金曜日午前のフリー走行1回目に出走する可能性がある。

ヴァージン(現マルシャ)からF1出走経験もあるダンブロシオは、ロータスのチーム代表エリック・ブーリエが所有するグラビティ社のマネジングを受けており、今季は同チームのサードドライバー兼リザーブドライバーとなっている。しかし、4戦を終えたこれまで、ダンブロシオの契約に金曜日の走行が含まれていることは知られていなかった。

再びF1のレースへ復帰する日が来るのかと『La Libre(リブレ)』紙に尋ねられたダンブロシオは、「2013年には、そうなるといいね」と答えている。

まだ26歳のダンブロシオは1日(火)、ムジェロ・サーキットで行われたテストで走行を担当。その前日には、次のように語っていた。「チャンスを得るたびに、自分の力を示そうと頑張っているんだ。明日(1日)に限らず、ステアリングを握れる金曜日の午前中でもね」

ダンブロシオは今年中にレースに出られることを望んでいるが、ロータスでの役割はいいチャンスだと語っている。

「文句を言っているわけじゃない。力のあるチームでリザーブドライバーになるという自分の決断は、最良のものだったと思っているよ」

また、ダンブロシオは同世代であり、ロータスのレースドライバーを務めるロメ・グロジャンがバーレーンGPで表彰台を獲得したことを羨(うらや)んではいないと話した。

「ほんとに、嫉妬(しっと)したりしていないんだよ。ロメがあと2回クラッシュしていれば、バルセロナ(スペインGP/13日決勝)でレースに出たのは僕だったかもって思うほどバカじゃないよ」

「グロジャンは、僕たちの世代のドライバーでも信頼を得られるってことを証明してくれた。彼の成功を見てうれしいよ」

「自分のチームメートの1人が傷つくのを望んでグランプリに来たりしないよ。僕は学ぶためにここにいるんだ。笑うためじゃない」

ダンブロシオはさらに、2012年中にロータスがレースに勝利すると考えている。

「可能性はあるよ、うん。E20(2012年型車)は高温での性能がよくて、タイヤの性能低下がそれほど激しくないんだ」

「バーレーンのレースで一番の強さを見せたのは、僕たちのクルマだった。チャンスをみすみす逃すなんてできないさ」

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