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インディ第4戦予選、佐藤琢磨トラブルで出走できず

2012年04月29日(日)11:58 am

インディ第4戦サンパウロ・インディ300の予選が、ブラジルのストリートサーキットで行われ、ウィル・パワー(Team Penske)がポールポジションを獲得した。佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)はプラクティス2でトラブルが発生したため、予選に出走することができなかった。琢磨は決勝を26番手からスタートする予定だ。以下、ホンダのプレスリリース。

南米ブラジルのサンパウロに遠征して開催されるIZODインディカー・シリーズは、今年で3回目を数えます。ダウンタウン北部の公園とその周辺道路を使ったストリートイベントは、年を重ねるごとに人気が上がり、今年はチケット完売の盛況となりました。

今大会は土曜、日曜にかけての2日間開催で、28日(土)はプラクティス2回と予選が行われました。3段階で開催される予選でトップ6に食い込み、ファイナルステージでポールポジションを争ったHondaドライバーは、ダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、ジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)の3人でした。そして、この中からフランキッティが2番手につけ、ディクソンも3番手のスターティンググリッドを手に入れました。ウィルソンは6番手でした。

フランキッティは、とても惜しいタイムで今季初のポールポジションを逃しました。PPを獲得したウィル・パワー(Team Penske)との差は、わずかに0.044秒しかありませんでした。

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、プラクティス2でエンジントラブルが発生したために予選への出走を果たせず、明日のレースは最後尾の26番グリッドから臨むことになりました。佐藤はプラクティス1回目でギアボックスの冷却系にトラブルが発生し、その対策を行ってプラクティス2を走り出したのですが、8周目にトラブルのためストップ。ほとんど走り込みの行えない状態で決勝のレースを迎えることとなりました。しかし、明日の天気予報は雨。昨年のこのコースで行われたウエットコンディションのレースで、目覚ましい速さを披露した佐藤だけに、大きく順位を上げてのフィニッシュが期待されます。

佐藤琢磨(26番手)
「残念ながら、あまりよくない一日となってしまいました。最初のプラクティスでは、トラブルではなかったのですが、少し気になるデータがマシンからピットへと送られていたため、リスクを避けようと、走行を早めに切り上げました。マシンには問題がないと判明しましたが、セットアップを向上させることはできませんでした。プラクティス2回目は、ほとんど走らないうちにトラブルでストップせねばならず、予選までの時間が短かったために、すべての準備を整えて予選に臨むことは不可能となってしまいました。明日は90%の確率で雨が降ると言われています。雨なら、ポジションを上げていくことも可能でしょう。作戦も上手に使って、上位でのフィニッシュを目指します」

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