F1チーム「ロータス」のオーナー企業ジェニイ・キャピタルが、スポーツカーなどを製造するグループ・ロータスの買収を検討していると報じられた。
ロータスとグループ・ロータスは先日、スポンサー契約の打ち切りを発表したが、同チームは今後も「ロータス」の名で活動していくとも発表されていた。報道によると、グループ・ロータスのオーナーであるマレーシアの複合企業DRBハイコムが、グループ・ロータスを売りに出しており、ジェニイ・キャピタルが興味を持っているという。
「ジェニイは買収に興味を持っているようだ。そしてジェニイの会長ジェラルド・ロペスは、ハイコム側と話し合いの場を持ったとされている。また、グループ・ロータスの経営責任者ダニー・バハールともMBO(経営陣による自社株買収)を話し合った」と『The Independent(インディペンデント)』が伝えている。
バハールは買収の可能性を否定しておらず、次のように『edp24.co.uk』へ語った。
「なるようになるだろう」
「ジェニイがすでに興味を示していて、そこにいい話があるんだから、ジェニイが真剣に考えないわけはないだろう。理屈にかなった話だと思う」