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セバスチャン・ベッテル「感情をあらわにするのもスポーツの一部」

2012年04月05日(木)6:24 am

マレーシアGPのレース中、ナレイン・カーティケヤン(HRT)に向かって中指を立てた現F1王者セバスチャン・ベッテル(レッドブル)だが、その行為を謝罪するつもりはないようだ。

カーティケヤンと接触した影響で4位を逃したベッテルは、レース終了後にカーティケヤンを「間抜け」などと罵倒(ばとう)していた。

カッとなってカーティケヤンに指を立ててしまったことについて尋ねられたベッテルは、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』など母国ドイツの報道陣に「4位を逃したんだからね、本当にがっかりした」と語った。

ベッテルの行為についてはF1の統括団体FIA(国際自動車連盟)が規定する行動規範に違反するため、ペナルティーを科される可能性も指摘されていたが、FIAはマレーシアGPのスチュワードがレース中、適正に審査を行ったとの見解を示している。

しかし、ベッテルは謝罪の意思を見せていない。

「感情をあらわにしてもいい時だってあるし、それについて恥じる必要があるとは思えない。それも、スポーツが持つ側面のひとつだよ」とベッテルはコメントした。

昨シーズンは手のつけられない強さを見せていたベッテルだが、今季は2戦を終えた段階でドライバーズ選手権の6位に甘んじている。

「そりゃ、いい形でシーズンをスタートしたかったよ。でも、シーズンは長いからね」

「僕たちにはいいクルマがあるし、まだまだチャンスがあるよ。最終的にタイトルを取るチャンスはいくらだってあるさ」

「ほんの数時間前まで、中国GP(15日決勝)とバーレーンGP(22日決勝)の準備でシミュレーターに乗っていたんだ。ちょっと進化できてるはずだと思うけれど、それはコースで証明してみせないとね」

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